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ファスティングで身体の細胞をリセットしよう!

2022-09-01

前回は副腎疲労の改善のために、腸内環境を整えることについてお伝えしましたが、

副腎疲労を根本から解決するためには、いったん身体の細胞をリセットすることが必要です。

 

そのもっとも効果的な方法が、ファスティング断食です。

 

ファスティングをすると、食事から得るタンパク質の供給がストップするため、

細胞内ではタンパク質のリサイクルが起こります。

 

つまり、細胞内に存在する不良タンパクや古くなったタンパクを分解し、

再利用することによって、体内のタンパク質を維持しようとします。

 

これによって、細胞のリセット(リニューアル)が起こります。

 

さらに、ファスティングによって腸内環境もリセットされ、腸が元気になります。

副腎疲労の回復に効果的で、睡眠の質も確実に良くなります。

 

ただし、自己流のファスティングはリスクを伴うので注意が必要です。

ファスティングをするなら、プロのサポートを受けられることをオススメします。

 

ファスティングには、1日だけのプチ断食や3日程度の短い期間のものから、

10~14日くらいの比較的長い期間や様々な方法がありますが、

共通するのは、「準備食」「断食期」「回復食」3つの期間です。

 

①準備食で気を付けること

 

前回ご紹介した「まごわやさしい」を中心に、玄米、味噌汁を意識した食事が望ましいです。

また、質の悪い油は出来るだけ避けて、質の良い亜麻仁油などを取り入れましょう。

 

食事は20時までには終えるようにして、よく嚙み腹8分目、水を1日2ℓとりましょう。

アルコールやカフェインを含む飲料は避け、肉や乳製品、市販の加工品も出来るだけ避けると良いです。

 

ファスティング期間は、肝臓に負担のかかる期間となりますので、

準備食の期間中はなるべく肝臓に負担をかけないことを意識する必要があります。

 

②ファスティング(断食)期に気を付けること

 

ファステイング用のドリンクには、酵素ドリンクや具なし味噌スープなど色々ありますが、

共通するのは、水を1日2ℓ飲むこと、アルコールやカフェインを控えることです。

 

水分をしっかりとることにより、腸の働きが活性化され、排便が促進されます。

 

また、ファスティング用のドリンクだけでは、口寂しい人は、

カフェインを含まないルイボスティーや玄米茶などを取られるとよいです。

 

③回復食期に気を付けること

 

準備食・ファスティング期でせっかく腸内環境をリセットしても、

回復食に腸内環境を悪化させるものをとってしまうと、すべて水の泡となります。

 

そのため、添加物の多い加工品は避けて、味付けなしのおかゆ、または重湯などから始め、

薄味の味噌汁や野菜の煮物など消化が良く、腸内の善玉菌のエサになるような食事を意識しましょう。

 

ファスティングにチャレンジしてみたいという方は、

ファスティングのプロをご紹介しますので、是非、ご連絡ください。

 

※当院では、デトックスが目的のファスティングは推奨していますが、

 ダイエットが目的の場合、ファスティングを推奨していません。

 

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『運動で痩せることの難しさ』

 

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『耳ツボダイエットのメリット・デメリットとは?』

 

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