ニュース・ブログ

疲れがすっきりしない方へ

2023-04-24

どれだけ寝ても、疲れがすっきりしない・・・

疲れにくい身体を手に入れたい!

また、疲れたとしても、すぐに回復できる身体が欲しい。。。

 

これは、多くの皆さまにとっての悩みかと思います。

そこでご紹介したいのが、『スタンフォード式 疲れない体』。

 

サンマーク出版社より「スタンフォード式 最高の睡眠」に続き、

発刊されたこちらの書籍、2018年のベストセラー書籍でもあるので、

読んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

スタンフォード大学はアメリカの名門校で、文武両道で有名ですが、

東京五輪では、スタンフォード大学の学生が金メダルを10個も獲得しています!

 

なぜ、そのような好成績が残せたのかを紐解いていくと、

疲労回復のメソッドとして『IAP呼吸法』を取り入れてるからなのだそうです。

 

「IAP」とはIntra Abdominal Pressureの略で、日本語に訳すと「腹腔(ふくこう)内圧(腹圧)」

人間のおなかのなかには「腹腔」と呼ばれる、胃や肝臓などの内臓を収める空間があり、この腹腔内の圧力が「IAP」。

 

「IAPが高い(上昇する)」という場合は、肺に空気がたくさん入って腹腔の上にある横隔膜が下がり、

それに押される形で腹腔が圧縮され、腹腔内の圧力が高まって外向きに力がかかっている状態を指すのだそうです。

 

IAP呼吸法とは、息を吸うときも吐くときも、お腹の中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法で、

お腹周りを固くしたまま息を吐ききるのが特徴です。

 

山田先生は「腹圧呼吸」とも呼んでいるといいますが、しばしば「腹式呼吸」と間違われることも。

 

しかし両者は大きく異なる呼吸法であり、その違いは、

息を吐き出すときに「おなかをへこませる」か「へこませないか」という点。

 

腹式呼吸の場合は「息を吐くと同時におなかをへこませる(IAPを弱める)」わけですが、

腹圧呼吸ではおなかをへこませず、息を吐くときも圧をおなかの外にかけるように意識して(=高IAPを維持)、

おなかまわりを「固く」するということです。

 

腹腔の圧力が高まることで体の軸、すなわち体幹と脊柱という「体の中心」が支えられて安定し、

無理のない姿勢を保つことができるわけです。そうして体の中心を正しい状態でキープすることで、

中枢神経の指令の通りがよくなって体の各部と脳神経がうまく連携。

 

そのため、余分な負荷が減るという理論です。

 

「IAP呼吸法」を実践すると、次のような効果が期待できるそうです。

 

・腹圧が高まることで、体の中心(体幹脊柱)がしっかり安定する

・体幹と脊柱が安定すると、正しい姿勢になる

・正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる

・中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」

(体の各パーツが本来あるべきところにきちんとある状態)になる

・体が「ベストポジション」になると、無理な動きがなくなる

・無理な動きがなくなると、体のパフォーマンス・レベルが上がり、疲れケガも防げる 

 

メリットだらけの「IAP呼吸法」はお勧めですので、ぜひ、取り組んでみてください!

 

以下、参考となるサイトや動画を添付しますので、ご参照ください。

 

「バテ知らずの疲労回復メソッド、スタンフォード式呼吸法」

https://tarzanweb.jp/post-260178?heading=4&gallery=1-1

 

「疲労予防・回復のためにスタンフォード大学で用いられる「IAP呼吸法」とは?」

https://www.lifehacker.jp/article/book_to_book_stanford/

 

⏬ スタンフォード式疲れない体の著者でもある山田知生氏の動画です ⏬

 

⏬ IAP呼吸法の解説動画 ⏬