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なぜ、トレーニングで筋肉が緩むのか!?
2022-05-26
一般的には、
・トレーニングすると、筋肉が硬くなる・縮こまる
・ストレッチすると、筋肉が緩む・やわらかくなる
という認識の方が、多いのではないでしょうか?
確かに、筋肉には以下、4つの特性があります。
それは、筋肉を使えば使うほど、
①強く②太く③硬く④短くなる
というものです。
逆に、筋肉を使わなくなると、
①弱く②細く③やわらかく④長くなる
といったことが起こります。
実際に、トレーニングをすると筋肉は強くなりますが、
緩めてあげないと、筋肉は硬くなりやすいです。
よく行われるのが、硬くなった筋肉に対して、
・マッサージなどでほぐす
・ストレッチをして緩める
ということ対応かと思います。
一方で、トレーニングをすることによって、
緩む筋肉も、実は存在します。
今日はそのことについて、まとめてみたいと思います。
一番分かりやすいのは、膝を支える、太ももの内側の筋肉。
この筋肉は、非常に弱くなりやすいです。
でも、筋力が落ちたからといって、体重は変わりませんので、
体重や関節を支えるため、代わりに一生懸命に働く筋肉があります。
その時に一生懸命働く、太ももの外側の筋肉は、非常に硬くなりやすいです。
筋肉が硬くなると、痛みや可動域の制限に影響してくるので、
マッサージやストレッチで対応するケースがほとんどかと思います。
でも、この時に、弱くなった筋肉を鍛えてあげると、
実は、外側の筋肉は緩んで、痛みが改善し、可動域も上がります。
簡単に説明すると、そのメカニズムは、以下の通りです。
太ももの内側の筋肉が落ちて、働かなくなる(サボる)
⇒太ももの外側の筋肉が一生懸命に働く(ガンバる)
サボっている筋肉(サボリ筋)がいるので、
サポートする筋肉(ガンバリ筋)の負担が増えます。
なので、負担が増えた筋肉が硬くなるので、
ガンバリ筋を一生懸命に緩めても根本的な解決にはなりません。
その時、サボリ筋を鍛えてあげると、
ガンバリ筋は頑張らなくてよくなるので、
緩む(やわらかくなる)という現象が起こります。
筋肉は硬くなると、痛みが生じたり、関節の動きが悪くなったりします。
一方で、筋肉が緩むと、痛みや関節の動きは改善します。
サボリ筋は全身で12個ありますが、それらをトレーニングすればするほど、
全身の痛みや動きの悪さが、どんどん改善します!
ご興味のある方は、是非、ご連絡ください。
下の動画で解説してみました!