ニュース・ブログ
肩こり・腰痛の時、どこに行けば良いの?
2023-12-21
「どのような症状を診てもらえますか?」というご質問をいただくことが、多くあります。
また「身体に痛みを感じている時、どこに行けば良いのだろう?」と思われる方も多いと思います。
よく聞く名称として、整形外科、接骨院(整骨院)、整体院(治療院)が似ているため、
違いがよく分かりにくいかもしれないですが、それぞれ以下のような特徴があります。
①整形外科
整形外科は診察、レントゲン・MRIなどの検査、投薬や注射、外科手術などの医療行為を行う施設です。
整形外科は医療機関ですので、医師が診察、診療を行なっていて、怪我(骨折や捻挫)慢性的な痛み(腰痛、肩こりなど)を
診てもらうことができ、原則、すべての怪我や病気、疾患に対して保険が適用されます。
②接骨院(整骨院)
接骨院は「柔道整復師」という国家資格を持つ専門家による治療が受けられる施設です。
主に捻挫や打撲、挫傷(肉離れ)、骨折、脱臼など、急性の怪我に対する処置を行っています。
柔道整復師の国家資格を取得するには、厚生労働大臣が認可した教育機関(大学や専門学校)で
基礎医学、専門知識・技術、関係法規を3年間学び、国家試験に合格しなければいけません。
国家資格を保有しているため、労働災害保険、自賠責保険を適用した施術を受けることができます。
原則は、骨折・脱臼・捻挫・打撲に対する処置にのみ保険が適用されますが、
施設によって、肩こりや腰痛などの慢性症状について、保険適用外の施術を取り扱っている場合もあります。
また、整骨院は、接骨院と同じく国家資格を有する柔道整復師が施術を行う施設です。
接骨院との違いは名称のみで、施術内容や健康保険の取り扱いにも違いはありません。
③整体院(治療院)
整体院は、慢性的な肩こりや腰痛など、身体の不調に対して、整体(マッサージ、骨盤矯正、姿勢矯正など)を行う施設です。
接骨院や整骨院とのもっとも大きな違いは、整体院は国家資格がなくても開業できて、各種健康保険が適用できない点です。
一般的に、民間の整体学校などで「整体師」の資格を取得することが多いですが、近年では、
柔道整復師や理学療法士などの国家資格を保有する先生が整体院を開業するケースも増えています。
以上が、相違点ですが、基本的には、症状に合わせて、使い分けるのがおすすめです。
例えば、骨折や脱臼、捻挫などの怪我の場合は、整形外科・接骨院・整骨院のどれかを選びます。
その中でも、レントゲンなどでしっかりとした検査を受けたい場合や、診断書が欲しい場合は整形外科を選ぶと良いと思います。
疲労の回復やリラクゼーションが目的の場合は、いわゆる、マッサージ屋さんが良いかもしれないですが、
慢性的な肩こりや腰痛などの症状の改善が目的の場合は、整体院(治療院)の利用がおすすめです。
私自身は、整形外科、接骨院(整骨院)での勤務経験があり、柔道整復師の資格を保有していますので、
幅広い症状、症例に対応が可能となっています。(ただし、保険適用はなく、自費のみの対応となります)
以下、改善することが得意な症状一覧ですので、来院のご参考になさってください。
・慢性痛(肩こり、腰痛、膝の痛み、四十肩、五十肩)
・腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニア
・変形性関節症(膝、股関節など)
・スポーツ障害(ひじ・肩・手首・足首・膝の痛み)
・腱鞘炎、ばね指など
※ヘルニアや人工関節などの手術が必要と病院で診断された方の大多数が、
当院の施術によって、手術なしで症状の改善していますので、まずは、ご相談ください。
次回は『整体』について、詳しく書いてみたいと思います。